清光寺様の御本堂は明治43年に四代目小島九右衛門が御縁を頂き建立させていただいた本堂です。
この度、その御本堂の修復をさせていただくという素晴らしい御縁を頂きました。
そして平成24年3月24日に清光寺御本堂修築工事の上棟式を執り行わせて頂きました。(新聞参照)
今回はその上棟式後にご住職にインタビューの御時間をとっていただいたものです。
本日は上棟式でお疲れのところ、また貴重な御時間を割いて頂きまして、誠にありがとうございました。
去年の3月11日の東北の2年ほど前ですな。今から3年くらい前。
小島さんに調査してもらいましたな。
修復ということで、声をかけていただいた会社もいろいろありましたが、
何しろ建ててもらったところですから・・・。
小島さんが立派な本堂を建ててもらったので、小島さんにおまかせするということで。
役員さんも建ててもらったとこやから、小島さんが良いということで。
本当に一所懸命、っていうかな、 誠意をもってやっていただいています。
役員さんにも、『ほんときちっとされますな』っていっていただいてます。
月に一回は定例会議もしてもらって。きちっとやってもらってます。
ええ方ですなって喜んでますんや。本当に信頼がおけます。
やはり、伝統ある小島さんですでな。
お寺の伝統ある文化や建築を守って頂きたいと思います。
御寺も一緒ですが、小島さんも伝統建築を守っていって下さい。
はい。伝統を守って未来へつなげさせて頂きます。
百年後も子孫が修復させて頂けるよう頑張ってまいります。
本日は本当にお疲れのところすみませんでした。ご協力頂きまして誠にありがとうございました。
私、小島隆は四代目小島九右衛門の玄孫(やしゃご)にあたります。
四代目が建立した御本堂を修復させて頂くという100年越しの仕事を与えて頂きました事に、
この上ないありがたみを感じつつ、後世へ確かな仕事を受け継いでいく使命を実感しております。
先祖の手の跡を確かめると共に、建物に命を吹き込み、更に未来へと受け繋いでいく。
寺院建築を通じて歴史を実体験できる事に、非常に大きな喜びを感じております。
これからも社寺建築一筋、伝統を未来へ受け継ぐ担い手の一端として精進してまいります。
今後とも宜しくお願い申し上げます。