数百年、数千年単位の歴史を持つものが数多くある社寺建築。どんなに質のいい材料を使っても、どれほどの名工が手掛けていても、免れないのは経年による各所の劣化や腐食です。
建物が持つ古き良き日本文化を維持し、後世に受け継ぐためにも、社寺建築には適切な調査・点検が必要不可欠です。
また、それぞれの時代によって、それぞれに異なる工法で建てられているのも社寺建築の大きな特徴。
調査や点検の際には、その建物ごとの歴史、風土、建築様式までもしっかりと把握し、個別の対応をすることが重要です。
社寺建築の専門家として、歴史背景や伝統工法の幅広い知識と、多様な施行実績を持つ小島なら、建物ごとの特徴を見極め、些細な変化を見逃さず、個別の現状を正しく見定めます。
小さな気掛かりは、建物が風邪をひいたようなもの。万病の元となる前に、まずはお気軽に調査・点検をご依頼ください。修繕自体が必要なのか、必要であればどこをどのように修繕すればよいのか、わかりやすく誠実にご説明、ご提案させていただきます。
例えば、ご本堂で雨漏りしていたら、屋根廻りで何らかの問題が起きている可能性があります。瓦のずれや梁、柱、軒先の老朽・腐朽など、専門家ならではの詳細な点検を行います。
扉や障子、襖、窓などの閉まりが悪い。それは基礎部分や地盤などの問題で、建物自体が傾いている証拠かもしれません。
歩くと床がギシギシと鳴ったり、足元がフワフワと不安定な箇所がある。その場合は、湿気や老朽化、シロアリの被害などで床材や根太が傷んでいる可能性があります。
大きな地震があった後などは、どこが悪いのかハッキリとはわからないけど心配。そんな場合の調査・点検も気軽にご相談ください。
耐震工事
木造建築の天敵ともいえるシロアリ被害。まずは被害の実態を調査し、予防から駆除、修復まで適切に対応いたします。